青かもしれない五月

よくたどり着いたな

ライ麦畑ゲットだぜ

 

なんか意図せずしてマサラタウン飛び出したまま地主になりました見たいなタイトルになっちゃったけど違いますそうじゃないです。

J.D.サリンジャーの「Catcher in the Rye」、邦題 ライ麦畑で捕まえて 村上春樹訳を読みました。

 

めっちゃ意識高そうなことしてるけど安心してください(?)。実際のところ活字なんて三年ぶりに読んだし文学部だけど本とか微塵も読んでないのでいつも通り意識は低いままです。

そもそも僕は基本的に伊坂幸太郎の本しか読まない。

 

 

でなんでそんな文学作品に手を出したかというと

twitterみてたらわかると思うけど僕オタクでアニメが好きなんですよ。 ポケモンとかワンピースみたいなのじゃなくて深夜にやってるやつね。

 

好きな作品もたくさんあってなかでも「攻殻機動隊」ってシリーズが好きなんだけど、この攻殻機動隊、作中で「ライ麦畑で捕まえて」から文章が引用されまくるんです。

思想とか社会正義とかいろいろ小難しい作品なんだけどさ、深夜アニメに文学作品が引用されるってなんだかおしゃれだよね。

 

しかも最近BANANA FISHというこれまた別のアニメ作品をみてて、その最終話のタイトルが「ライ麦畑で捕まえて」だったんですよ。流石に有名な作品だしアニメにも出てくるくらいだから教養として読んどこうかなと思って。

(このBANANA FISHのほうはタイトルがそもそもJ.D.サリンジャーの短編小説からきてるのでこっちもいつか読みたい)

 

 

大げさな話になるけど

言ってしまえばアニメなんてたかが娯楽だしそんな真面目に見なくてもいいのかもしれないけど、教養をもって作品を見ることで楽しめることが増えるのならそれってすごく素敵なことだと思うんです。

例えば勉強を積み重ねてものすごく博識になって、道端の石ころが情報の塊で魅力的に見えるようになったとしたら人生が楽しいものであふれるし幸せに毎日過ごせる気がするんですよ。まぁ僕そんなに頭良くないから実際のところどうなのか知らんけどさ。

 

別に石ころに魅力を感じたいとかじゃないんだけど、せめて趣味で見てるアニメくらい様々な知識を持って見れたらもっともっと作品を楽しめるかなと思って今回は本を読みました。

僕はお絵描きも音楽も中途半端にやってるけど、正直アニメ見るときに多角的に楽しめたらいいなと思って取り組んでる節もある。ここの構図がーとか、個々の挿入曲のコード進行がーとか思いながら作品見れたら楽しそうじゃない?

いつの日かアンパンマンを楽しく見れるようになることが目標です。

 

 

そういや当の「ライ麦畑で捕まえて」の感想なんも言ってなかったね。

あれね、面白かったよ。以上。